芸能人の副業はコロナでどう変わるのか
ネットニュースで俳優の大浦龍宇一(おおうらりょういち)さんが葬儀屋での副業を開始というのを見て、関心を持った人は少なくないと思います。
大浦さんは90年代から活躍する俳優さんで、主役を張るというよりは名バイプレーヤー的な存在で、顔を見ればわかるという人は多いのではないでしょうか。
サスペンス系のドラマのイメージが強いかもしれません。
そんな大浦さんが自身のブログで、葬儀社の仕事の研修を終え実際に現場を経験した様子を綴っています。
ある程度名前の知られた俳優さんでも、副業をしていかないと食べていけない時代に入っていることを痛感させられるニュースです。
芸能人でも家族がいる方は切実だと思います。
プライドどうのなどと言ってられないのが、お子さんのいる家庭ではないでしょうか。
芸能人に人気はウーバーイーツ?
若手の芸能人に人気な副業はやはりウーバーイーツなどのフードデリバリーではないでしょうか。
お笑い芸人など、空いている時間で出来るのが魅力ということですが、都内の場合競争も激しく、また世間の白い目もあったりなかなか大変そうな仕事ではあります。
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芸人に限らず元アイドルSKE48の神谷由香 さんもウーバーイーツでバイト。
とあるロケで実家へ。
両親が砂利の入ってる水を飲んでます。もっと売れて、金を入れて、砂利の入っていない水を飲ませてあげたいなと思いました。
オンエア分かったら告知しますー、楽しかったー! pic.twitter.com/titnLWrq7H— 納言 すすきみゆき (@nagonmiyuki) January 8, 2021
お笑い芸人の薄幸(すすきみゆき)さんも以前スキマ時間にウーバーイーツをやっているとテレビ番組で告白。
売れてきている現在はやっていないかもしれませんが、女性でもけっこうやっているのがウーバーイーツの特徴かもしれません。
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一方セレブキャラでお金は腐るほどあるであろうアレクサンダーさんも一時ウーバーイーツの投稿をしてニュースになりましたが、これは話題作りな気もして、本当に生活に困っている人たちからはブーイングだったのではないでしょうか。
芸能活動自体が副業?
最近のお笑い芸人では会社員をやりながらお笑いをやるという人も出てきています。
「フリーなの?社会人なの?」
自分の特殊な肩書きについて書きました。柔軟に生きることに、まだまだ敏感な世の中へ。肩書き|さーや @sa___yaah|note(ノート) https://t.co/f7a5GNN3ss
— サーヤ(ラランド) (@sa___yaah) August 23, 2019
ラランドのサーヤさんは普段広告会社に勤務していることで有名です。
ただしかなり売れてきているので、今後も二足の草鞋でいくのか芸能一本でいくのかは不明です。
にゃんこスターのアンゴラ村長も会社員をしながら芸人をやっていることで有名です。
株式会社これから というネットビジネスの会社ですが、アンゴラ村長のおかげで名前が売れている部分もあると思います。
現在実際のどの程度勤務しているのか、平日はフルで出勤しているのかなど詳しいことはわかりません。
そもそも芸能人自体が事務所から独立していく流れが最近は強く、それぞれが一個人事業主のような感覚で、芸能活動以外にもいろんな副業に挑戦していく人は増えていくのかと思います。
たぶん間接照明だけつけて撮ってるんじゃないかなあと憶測させる部屋の暗さの人#誰かに言うほどじゃないけどいる人モノマネ pic.twitter.com/4SBlYKQNT0
— にゃんこスター アンゴラ村長 (@pupumumumu) January 6, 2021
ユーチューブは副業になりうるか?
芸能関係の人が一番とっかかりやすいのがユーチューブチャンネルの解説。
2020年は芸能人のユーチューブへの参戦がかなり激しかった年だと思います。
コロナ禍で時間が空いたという人や必死に再生回数を取りにいく人など様々ですが、テレビであれだけ名前を売っておきながら登録者数などなかなか伸びないで苦労する人も少なくないようです。
例えば元スマップの草彅 剛さんのチャンネルでさえ登録者数は110万人と圧倒的ですが、一つ一つの動画を見ていくと再生回数が5万とか6万で止まっているものも少なくありません。
あまりに有名人のユーチューブへの参戦が増えたため、完全に飽和状態でよっぽど内容のある動画でないと伸びていかない傾向がここ最近、とくに2020年の後半あたりからの傾向ではないでしょうか。
あの国民的スターグループの一員でさえ苦戦するユーチューブで、普通クラスの芸能人が稼ぐために、副業としてのユーチューブというのはなかなか難しいの現実かもしれません。

少し年配の方、もしくは中年以降の年代の人なら誰でも知っている音無美紀子さんも娘さんの村井麻友美 さんと料理のチャンネルをやっていますが、登録者数1500人ぐらいで動画の再生回数は660回と大苦戦です。
テレビ的な従来の感覚を捨てて、マニアックに責めるなどの違う角度で勝負する工夫が今後のユーチューブには必要なのかもしれません。
今までの知名度などが全く通用しないのが今のネット社会なのかもしれません。
個人的におススメなのはペット中心の動画に切り替えること。
芸能人とペットの組み合わせは最強な気がします。
まったりとペットが主役になる動画作りで再生回数は安定するような気がします。
猫のまるなども有名ですが、ペットの場合世界中のファンを獲得する可能性が今でも残っている唯一の分野のような気がします。
またアイドル系の場合、ユーチューブよりもライバーなどで投げ銭をもらって稼ぐ人達も増えており、古い世代はどんどん置いて行かれしまうほど、ネットでの稼ぎ方は多様化している現状です。
芸能人副業の傾向
芸能人の副業といえば飲食がよく上がる例でしたが、コロナの影響で今後飲食が復活するのは少し先のような気がします。
準備段階として数年後の開店に向けてプランを練るのもありかもしれませんし、この逆境はをチャンスとして捉えられ人は強いかもしれません。
午後8時以降自粛なのであれば昼だけで勝負できるジャンルを考えるとか、今であれば普段借りれない好立地のところに店を構えることもできるかもしれませんし、テイクアウトのみで利益は出せないかとか、いろいろ考えるいい時期ではあると思います。
ちなみに最近話題になっている芸能人の副業でいえば天津木村さんがヒロミさんの運転手に、というのもニュースになっていました。
もともとロケバスの運転手や運転代行などの仕事を副業としてきた木村さんなので、あまり驚きはありませんが、運転手などの車関係も人気の副業だと思います。
他に気になる芸人さんとしてハチミツ二郎さん、この方はIT企業に就職してしまいました。
ただ芸能人の場合、もともとの知り合いという仲から引っ張られる形で会社に入ることも多いようで、実際にその社内でどのような仕事をしているのかは不明な点が多かったりします。
社員といいながら宣伝に使われるだけの契約もあるでしょうし、なかなか実態がつかめないのも事実です。
また芸人といえば清掃のバイトのイメージもありますが、アイティートラストという清掃の会社も芸人さんがかなり所属していることで有名な会社です。
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また先日のニュースでハイヒールモモコさんの旦那さんが経営する飲食店が2月ぐらいまで閉めることにしたというものがありましたが、モモコさん自身もセレクトショップをやっておられるようです。
雑貨系やセレクトショップ系は正直儲かっているのかあやしい職種だとは思います。
かなりの割合で趣味的な要素でやっている場合も多く、モモコさんのようにテレビで売れている大御所だからできる副業かもしれません。